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創造論を考えよう at 東京ビリングストーン教会

量子宇宙論

標準的なビッグバン理論が提唱され発展した時、ビッグバンの最初の状態、
つまり、宇宙の始まりがどうなっているかは、あまり議論されていなかったようです。
それは特異点であるとしか考えられていませんでした。

しかし、カラム論において議論したように、
宇宙に特異点という始まりがあったならば、
特異点を作った存在があることが自明となります。
さらにその方は、永遠で自存で人格を持っている・・・つまり神です。

さあ、無神論的科学者は非常に困った状況に追い込まれました。

その上で、この前に話題にした定常宇宙論、
また振動宇宙論などが考えられましたが、
(もちろん、思考の順番はどっちが先かは知る由はないです)
物理的に現段階の観測とは適合しないので廃れていきました。
(WMAP衛星による観測によって、定常宇宙・振動宇宙議論の余地がなくなりました)

ここに、一人の天才が現れます。
スティーブンホーキンスです。ホーキンスは、無神論者です。
あるテレビ番組のインタビューで、こう答えているそうです。

「何千奥にも及ぶ銀河系のひとつのそのはずれに位置する、
きわめて平均的な星のマイナーな惑星に住む、
全く持って取るに足らない生き物が人間である。
だから神が人間のことを気にかけている、
あるいはわれわれの存在に気づいていることすら、私には信じがたい。」

実はホーキンスは地球が非常に特別な惑星であるかどうかをよく知らなかったので、
地球をどこにでもあるマイナーな惑星だと考えているようです。
(だって、地球惑星物理学者ではないですから・・・
ちなみに、地球って惑星の中でもかなり特殊です。それはまた後で。)
この考えから、彼は無神論的世界観にもとづいて物理学を勝負します。

彼は、特異点問題を回避する天才的な宇宙論を提唱しました。
それが量子宇宙論です。
私の頭では理解できませんが、これはすごい理論です。

彼は、点であった宇宙の始まりを、球面にしてしまいました!
バトミントンの羽を考えて見ましょう。
f0213901_20462258.gif

この羽の先は球面になっています。
バトミントンの羽の先へどんどん行こうと下へいくと、
いつの間にか、先っぽを通り過ぎて(先を認識せずに)上に上ることができます。

宇宙のはじまりは、このように境界や縁がない球面であるとしたのです。
そうすれば、宇宙の始まりは真空状態からの量子的な揺らぎによって、
「無」から偶然始まっても良いということになりました。

なんと、創造主の出番をなくしてしまったのです!
すごい、ホーキング博士!!

しかし、ある物理量を導入する必要がありました。
それは虚時間です。

虚数は、二乗するとマイナス位置になる数字です。
実際にはこの世の中では存在しない、数学上の概念的な数です。
しかし、非常に有用な数であり、量子力学はこれにより支えられています。

量子力学においても、実際の物理量を出すときは、
虚数の絶対値を取り、実数として計算しなければなりません。
虚数はあくまでも、便宜上の数であり、
計算しやすさのためのもの、それこそ虚像なのです。

しかし、ホーキンスは量子宇宙論において実数への変換をしませんでした。
なぜかって?
そりゃあ、実数に変換したとたん、そこには特異点が復活するからです。
宇宙の始まりを量子揺らぎからのスタートとして、特異点を避けたのですが、
結局、実数にしたら特異点が存在することになってしまった、のです。

ですから、量子宇宙論では虚時間は虚時間のまま、
宇宙のスタートの数学的な記述にとどまり、物理学的な実際の記述は避けています。
虚時間導入の科学的根拠はゼロでした。
ホーキンスは、自分の無神論的世界観に照らし合わせた宇宙論を構築したに過ぎなかったのです。

私たちは、もはや避けられない事実に直面しているのです。
宇宙には始まりがあるということです。
これは、科学的な観測データから基づいた、帰結です。

宇宙、つまり時空に始まりがあれば、それをスタートさせた存在が必要になるのです。
再三にわたって書きましたが、それは永遠、自存、人格を備えた存在。
つまり、ぴったり聖書の神にあたるのです。


次回は、『はじめに』というものの締めくくりとして、
「無」というものをもっと詳しく議論して、
唯物論的進化論が窮地に立たされることを示しましょう。


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by creation_tsunya | 2010-02-15 20:47 | 創造論
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